法人会 会員研修旅行報告
平成20年9月7日(日)〜8日(月)
  「矢祭町に学ぶ」
 平成20年度会員研修旅行が9月7・8日の日程で開催されました。
  秋の気配を車窓から感じながら、64人を乗せた2台のバスは東北道を北へ北へ、車中では4市から集まった様々な業種の方々の楽 しそうな会話が進んでいます。これがこの研修旅行の一つの楽しみ。
  さて、バスは最初の見学地「馬頭広重美術館」に到着、杉の間伐材で作られた美術館と竹林のハーモニーは、館内の作品にも劣らない程心を癒すものがありました。
 広重の絵に見送られ、バスは今回の研修旅行のメインとなる福島県矢祭町の「もったいない図書館」に到着しました。
 財政難から自前で図書館が出来ず、全国に図書の寄贈を依頼し完成したこの図書館は、当時多くのマスコミで取り上げられましたが、うわさ通り住民の熱意と多くの人々の善意が感じられる図書館でした。矢祭町はこの他にも、「合併をしない宣言」「議員定数大幅削減と議員報酬の日当制」「特別職の報酬を総務課長並に減額」「農業委員の大幅削減と報酬削減」等々、ここまでやれるんだと驚くほど数々の行政改革を実行し多くの反響を呼んだ町でも有名です。
  財政難だからと行政サービスが後退するわけでもなく、報酬等の削減で得た財源は、「元気な声が聞こえるまちづくり」を理念に掲げ、近隣町村に勝る保育料や幼稚園授業料の減額等育児負担の軽減や、子育ての環境整備に使用。「役場窓口の年中無休」「役場職員の自宅を出張役場として開放」するなど、行政規模が違うとはいえ企画力や実行力、そしてまちづくりに対しての精神など、多くの関係者に学んで頂きたいものがありました。
  さて、一日目の日程も無事終了し、宿泊は袋田温泉の「思い出浪漫館」。渓流露天風呂で疲れを取った後の大懇親会は、踊りやカラオケで大盛況、ついついお酒の量も限度を超えてしまうほど楽しいひと時でした。

  二日目は、ホテルから5分ほどの所にある日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」を見学した後、那珂湊の魚市場に向かい、魚介類のお土産をバスのトランクいっぱいに詰め込んで、最後の見学地「鉄道博物館」を経て帰路に着きました。
  ご紹介したい事がまだまだありますが、最後に参加の皆様にお礼を申し上げ実施報告といたします。 
(総務委員会一同)
9月7日図書館内を視察 矢祭町「もったいない図書館」
館長から説明を受ける
9月8日袋田の滝の前で総務委員  9月8日鉄道博物館