税を考える週間メイン事業 第21回公開講座中野信子氏講演会
講師 中野 信子 氏

日 時 令和5年10月22日(日)14:00〜15:30
テーマ 「運を科学する」〜運がいい人の行動パターン〜
会 場 かずさアカデミアホール
講 師 中野 信子 氏
参加人数 641名

 脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を行っている脳科学者の中野信子氏をお招きし、税を考える週間の事業として、講演会を開催いたしました。
 当日にチケットを求めて来る方々もいて、多くのご参加をいただき、講演会を行うことができました。運がいい人とそうでない人の違いはなんでしょうか。ある大学の実験結果などを例に挙げ、運はその人の性格によって変わってくるということを説明してくださいました。運というのは、本当は誰も同じだけチャンスをもらっていて、運が良さそうに見える人は、周りの人から助けを引き出すのが得意とか、周りの人と仲良くなるのが得意とか、チャンスに気づきやすいとか、そういうことが分かってきて、すると運がいいと思っている人は、「外向性」と「開放性」という2つの傾向が高いということが分かってきたそうです。運のいい人、悪い人、自分には運がないと困っている人がいるかもしれません。運は誰でも平等で、自分の振る舞いをコントロールしていけば運の良し悪しは変えていけるそうです。
 ご自身の人生や経験に基づいたリアルなエピソードを交えながらのお話で、参加していただいた方々は、中野先生の独特な雰囲気に引き込まれているようでした。この「運を科学する」という演題での講演会は、運は自分次第だということ、運命を自らの手で切り開くための知識を与えてくれたのではないかと思います。
 最後に、参加していただいた皆様、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。
(研修委員長 和田 啓)
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