第16回公開講座 春風亭一之輔独演会
講師 落語家 春風亭一之輔 

日 時 平成30年11月21日(水)18:00〜
会 場 かずさアカデミアホール
テーマ 落語を聞く夕べ 春風亭一之輔 独演会
参加人数 514名

 私たち木更津法人会が「税を考える週間」の事業として開催してきた「公開講座」も数えること16回。久しぶりの「落語を聞く夕べ」です。今回は「知る人ぞ知る「春風亭一之輔」師匠をお迎えし、秋の夕べをかずさアカデミアホールのユッタリとしたお席で、ユックリと楽しんでいただけたのでないでしょうか。一之輔師匠は、寄席に限らず年間900隻を熟しながら、著書も多く、テレビやラジオといったメディアでもご活躍の若手真打の注目株!真打に上がった時には21人抜きの大抜擢!と実力派の師匠でございます。当日は弟子の春風亭いっ休さんの前座に始まり、師匠のマクラ多めの小話。中入後は落語の名作「芝浜」とたっぷりと楽しませていただきました。また同日に税制委員会の「税金クイズ」、会場前では女性部会の「東北復興支援物産販売」と多くのメンバーの皆様に盛り上げていただきました。奇しくも前日の20日に国会議員による「落語を楽しみ。学ぶ国会議員の会(落語議連)」なるものが設立された模様。その中で、資料として一之輔師匠のコラムが配布されたとかで・・・。そのコラムを一部抜粋すると、「今度、自民党の有志議員で落語の議員連盟を立ち上げるらしい。 ≪中略≫政治家には「演説のスキル」としてのみ落語を聴くんじゃなくて、もっと「内容」を聴いてほしい。落語には貧乏で、酒好きで、怠け者で、女好きで・・・そんな人がたくさん出てくる。でも社会的に『ダメな人』が生き生きと仲間に加われるのが落語の世界だ。花見に行くんでも「しょうがねぇけど。あいつも連れてくかい?」「おうともよ!」寛容過ぎるくらい寛容な落語ワールド。落語を聴いて、いやされるということは、今の社会がどれだけ息苦しいかということだ。落語の「芯」を理解できる政治家が増えれば、この社会はもうちょい生きやすくなると思うよ。」今、落語がトレンド。私たちももっと楽しみたいですし、周りの人にも知ってもらいたいと感じます。公益社団法人として、落語の「芯」をのんびりと楽しめるような、素敵な時間を今後も創れれば幸いです。国会議員には任せておけません。だって、オチ(落)に繋がりますから。  
(研修副委員長 茂田 秀和)
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